しばた歯科医院

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コラム

嚥下機能を調べる検査について

皆さんこんにちは。
山口市香山町のしばた歯科医院です。

食べ物や飲み物を飲み込む機能が低下すると「誤嚥(ごえん)」という現象が起こるようになります。
飲み込んだものは本来、お口から食道へと送り込まれるのですが、誤って気道へと送り込まれるのが誤嚥です。

今回はそうした誤嚥の有無も含めた「嚥下機能」を調べる検査について、わかりやすく解説します。

咳やむせることがひとつのサイン

誤嚥をしたかどうかは、食事中の咳やむせによって判断することができます。
おそらく皆さんもご飯を食べている時に、せき込んだり、むせたりしたことはあるかと思います。
それは気道へと入り込んでしまった食べ物を食道へと戻そうとする現象なのです。

ただ、ご高齢の方ではそのような「咳反射」が衰えていることがあり、気付かないうちに誤嚥している場合もあるのです。
これを専門的には「不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)」といいます。

内視鏡嚥下機能検査

当院では、患者さまの飲み込む機能を調べるために「内視鏡嚥下機能検査」を実施しております。※2021年12月現在、検査の実施を一時停止しております。
これは医科でも活用されている内視鏡を鼻からが通して、喉の奥の状態を観察する検査です。
普段は目で確認することができない、飲み込んだ時の喉の状態を映像でチェックできます。
不顕性誤嚥がある方も、内視鏡を用いれば診断することが可能となります。ちなみにこの検査は、訪問歯科診療でも実施可能です。

痛みは大丈夫?

患者さまによっては過去に、胃カメラなどで嫌な思いをされたことがあるかもしれませんが、嚥下機能検査では内視鏡を鼻から通すため、口腔経由の検査よりも痛みや不快感が小さくなっています。
内視鏡を挿入する際も周囲の組織を刺激しないよう、細心の注意を払います。

まとめ

このように、嚥下機能を正確に診断する上では内視鏡嚥下機能検査が有用です。
食べ物や飲み物を飲み込む力というのは、生きていく上で何より重要なものなので、気になる点がある方は一度、検査を受けてみてはいかがでしょうか。

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